食中毒 その③
こんにちは!!
ひなた接骨院のしろちゃんです。
今回は、食中毒の症状についてお話します。
一般に、細菌&ウイルス性食中毒の主要な症状は、嘔吐・下痢・腹痛といった腹部症状です。
人によっては発熱を伴うこともあります。
特に多いのが嘔吐・下痢(腹痛)です。
もし周りの人がなってしまったとき、あたふたしてしまいますよね。
その時、できることは…行動することです。
大事なポイントは「観察」「応急手当」「受診のタイミング」です。
大事なポイントについてお話します。
①観察
身の回りの人が嘔吐した時、応急手当に並んで大事なのは、嘔吐物を『観察すること』です。これが適切な治療を迅速に行う最大のポイントです。 「うわっ、汚い!」とすぐに流さないで下さい。
10秒でいいから集中して観察し、どんなものを、どれだけ吐いたか、確認して下さい。
臭いは無理にかがなくていいですが、「酸味のある刺激臭か」「血液や便の臭いがしないか」は重要な情報になります。
なお、ノロウイルスのように、嘔吐物にウイルスが大量に存在するケースもあります。
②応急手当
周りの人が応急手当をする際、一番大事なのは「安全に、吐きたいだけ吐かせる」です。
嘔吐が始まったら、頭を下向きにし、嘔吐物が気管や鼻腔に入り込まないよう注意して下さい。
立位、座位、横臥位(身体を横向きにして寝る)、どれでも本人が楽なポジションで構いません。
背中をさすったり、衣類を緩めたり、嘔吐と嘔吐の合間に口の中を軽くすすぐのは構いませんが、絶対に水を飲まないように注意して下さい。
嘔吐直後に水を飲むと、余計に嘔吐を誘発したり、次に嘔吐した際、水が気管に入って、むせかえる危険性があります。
吐くだけ吐いて、本人が「少しすっきりした」と感じたら、座るなり、横になるなどして、身体を休めます。
寝る時は、身体を横向けにし、膝を軽く屈曲して、エビのように軽く身体を丸めると、腹部の緊張が緩み、苦痛もやわらぎます。
顔と身体を横に向ければ、嘔吐物が気管に入るのを防ぐこともできます。
30分ほど様子を見て、頻回に繰り返すようでなければ、少しずつ水分を補給します。
特に子供と高齢者は脱水症状になりやすいので、飲めるだけ飲むようにして下さい。
成分調整されたスポーツドリンクやミネラルウォーター、ノンカフェインの麦茶などが最適です。
完全に嘔吐が止まったら、食事も開始して構いませんが、粥やうどん、りんご、バナナなど、消化のいいものをおすすめします。
③受診のタイミング
気分も回復し、嘔吐も止まったら、一晩様子を見て、翌日もまた繰り返すようであれば医療機関を受診します。
なお、集団で同様の症状が発生している場合は、当人が軽快しても、必ず医療機関や保健所の指示を仰いで下さい。嘔吐を繰り返し、胆汁や腸液など、水様性のものを吐くようであれば、医療機関を受診して下さい。
激しい腹痛を伴い、顔面蒼白、冷汗、意識障害など、全身に異常が見られる場合は、ただちに救急車を呼び、病院に搬送します。
※なお、本当に救急車を呼ぶべきか迷った時は、一度「東京消防庁救急相談センター(#7119)」に詳しい状況を相談してみて下さい。子供の場合「こども救急電話相談(#8000)」も役立ちます。
なお、食後に突然嘔吐したからといって、必ずしも「食中毒」とは限りません。別の消化器疾患かもしれないし、脳や心臓、腎臓の病気などでも嘔気・嘔吐は生じます。
食中毒って怖いな...さらに注意が必要ですね。
目の前で目撃したときには、勇気をもって行動しましょう。
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2019年6月10日